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藤沢 政治

公開日:2026.08.28

9条堅持へ  草の根から 阿部氏ら「ゴリラ」設立

  • 街頭活動でマイクを握る阿部氏(左)と芝さん=22日、藤沢駅南口

    街頭活動でマイクを握る阿部氏(左)と芝さん=22日、藤沢駅南口

 中道改革連合を離党した阿部知子氏(衆院12区前職)ら3人が19日、国会内で会見し、政治団体「護憲リベラル共生(略称・ゴリラ)」の設立を発表した。阿部氏は共同代表に就き、現職国会議員を含め16人が参加見通し。「憲法9条の堅持」を掲げ、立憲主義に基づき平和政策を議論する場づくりを目指す。

力ではなく対話

 会見したのは阿部氏、川内博史氏、平岡秀夫氏。いずれも立憲民主党出身の元衆議院議員で、米国のイラン攻撃に抗議し和平協議を促す活動を続けてきた。

 新団体の略称、ゴリラについて阿部氏は「ゴリラは平和的で、自ら攻撃を仕掛けず群れや仲間を守る象徴的な動物。武力ではなく、対話や共生を重んじる姿勢を表した」と説明。近年深まる国際紛争や国内での不寛容な政治姿勢に対し、対話による平和外交や国民の総意を反映した政策展開の必要性を強く訴えた。

97歳も訴え

 22日には、藤沢駅南口で平和団体とともに「戦争止めよう リレートーク」に参加した阿部氏。街頭から平和への思いをアピールした。

 リレートーク形式で次々とマイクを握る参加者の中に、片瀬に住む97歳の芝実生子さんもいた。「殺したくない 殺されたくない」「じじばばの願い 9条守れ」など一筆一筆、手書きしたプラカードを持ち、自身の戦争体験を語った。「命ある限り立ち続ける」と、戦争反対の意思と平和への切実な思いを訴えた。

 阿部氏は「日本が唯一の被爆国として果たすべき役割は事実を語るだけではなく、第3の原爆投下や戦争を防ぐ外交を展開することだ」と強調。「世代を超え平和を紡ぐ声を上げ、まっとうな政治の流れを草の根から作っていきたい」と今後の活動に意欲を示した。

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