鎌倉版 掲載号:2015年12月18日号 エリアトップへ

農園カフェ「なないろ畑」をオープンした 石井 桂子さん 城廻在住 56歳

掲載号:2015年12月18日号

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カフェで広がる家族の輪

 ○…「鎌倉野菜の農園カフェなないろ畑」を先月、市内城廻にオープンさせた。自らの農園で収穫した採れたての野菜を使ったメニューが好評で、週2日のみの営業にもかかわらず、市内はもちろん平塚や横浜からも多くの人が訪れている。また、市内のNPO「かまくら笑ん座」とも連携し、心身に障害を持つ人が畑仕事やカフェでの接客を行っているのも特徴だ。「多くの人の想いが詰まったカフェ。家のようにくつろいで、安心安全な野菜をたっぷり味わってほしい」と語る。

 ○…大船生まれ、大船育ち。中学生のころから地元のボランティアグループに所属し、障害を持つ友人に勉強を教えていた。その後、高校生になっても活動は続け、イベントの運営にかかわったことも。当時大学生だった夫・良一さんに出会ったのはこの時だ。「みんなで1つのことを作り上げるのが楽しかった」と目を細める。

 ○…嫁いだ石井家は代々続く農家で、鎌倉市農協連即売所(通称レンバイ)が開設された当初から2010年まで出店していた。義母が体調を崩したのをきっかけに、自宅敷地内での直売に移行。地域住民向けに週2回、野菜を販売していた。リピーターが増え、直売所を開く前から並ぶ人が出てくると、「ここでコーヒーでも飲めたらいいね」といった声が上がるように。目の前にはしだれ桜とブルーベリー畑が広がっており、折しも近所にNPO「かまくら笑ん座」がオープン。もともと食べることも料理も大好きで時間を見つけては料理教室に通いその腕を磨いていた。「多くの人に採れたての野菜をメインにした料理を楽しんでもらえるカフェを開きたい」とオープンを決めた。

 ○…現在、カフェの営業は木曜日と金曜日のみだが、これ以上多くすることは考えていない。「手を広げすぎず、家族に出してきたような姿勢でお客様を迎えることができれば」と笑顔で話した。

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