段葛の桜に合わせたピンク色が目印
八幡宮前商店会（小島晧史会長＝人物風土記で紹介）はこのほど、会員店舗の情報を網羅したガイドマップを完成させた。約１４０店が加盟する同商店会だが、これまで会員全体での取り組みはほとんど行われてこなかったという。小島会長は「これを機に会員同士の連携を深めていきたい」と話す。
同マップはＡ４版４ページで、フルカラー。中面の見開きには若宮大路沿いの商店が地図上に記され、４ページ目には先月リニューアル工事が完了した鎌倉彫会館の紹介と、地域の行事一覧が掲載されている。
同商店会では、このマップを１万部用意しており、鎌倉彫会館をはじめとした会員店舗で入手することができる。
また、ガイドマップの発行に合わせて若宮大路沿いに商店会のちょうちんを掲揚したほか、参加者がすごろくのマスに合わせて会員店舗を巡るイベントも実施した。小島会長は「今後も定期的に催しを行って、地元の人に商店会の店を知ってもらえる機会を作っていければ」と話す。
初の連携事業
同商店会には、若宮大路周辺の商店約１４０店が所属するものの、これまで会員全体が連携した催しなどはほとんど実施したことがなかったという。
昨年、会長に就任した小島さんは「会員でもお互いの顔を知らない人も多かった。これでは災害時など、いざというときの連携が難しいと感じていた」という。
そこで小島会長が中心となり、商店会主体のイベント等の実施を模索。段葛の改修工事終了や、会員でもある鎌倉彫会館がリニューアルオープンする３月末に合わせて、ガイドマップの作成とちょうちんの掲揚、イベントを開催することが決まった。
完成したマップの配布時に全会員店舗を回ったという小島さんは「人と人とがつながる良い機会になった。今後はより連携を深めていけたら」と話した。
問合せは【電話】０４６７・２５・２２６２あかりへ。
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