新型コロナウイルス感染拡大の影響で打撃を受ける市内の飲食店を応援しようと、鎌倉市は5月1日から17日までインターネット上で資金調達するクラウドファンディング(CF)を実施した。18日には集計結果が発表され、目標金額300万円を大幅に上回る1303万円が集まった。「思い出の味を残したい」という支援者から飲食店関係者に向けられた応援メッセージも数多く寄せられた。
「#鎌倉応援チケット」と銘打った同プロジェクト。支援者は121店舗の中から応援したい飲食店と、3千円、5千円、1万円、12万1千円の寄付額を選ぶと、6月1日から1年間使用できる同額のチケットが市から送付される仕組みだ(今後の緊急事態宣言などの状況で、期間は変更される場合あり)。飲食店が目先の売り上げを確保できるだけでなく、外出自粛解除後の店舗利用を促進する狙いがあった。
応援の声も多数
18日には集計結果が発表され、最終的に1298人が支援者となり、目標金額300万円を大幅に上回る1303万円の寄付が集まった。そのうち4人が最高額となる12
万1千円を寄付した。
またインターネット上には、「いつもありがとうございます」「思い出のお店、応援しています」「同じ鎌倉民。助けあっていきましょう」「また今度、行きます」といった支援者から飲食店関係者へ向けられた声も数多く寄せられた。
市商工課担当は「こんなにたくさんの寄付が集まるとは夢にも思わなかった。お気に入りのお店を応援する人と飲食店関係者との強い気持ちのつながりを感じられてうれしかった」と話した。
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|