小町通りと若宮大路が、桜をイメージしたピンクのイルミネーションで彩られている。鎌倉駅東口にある2つの商店街が、共同で取り組む事業で、関係者は「コロナ禍で不安な思いを抱えている市民の皆さんの心を、少しでも癒すことができたら」と話す。
「冬桜イルミネーション」と名付けられたこの事業は、鎌倉小町商店会と、鎌倉表駅商友会が共同で行っているもの。国による「GoTo商店街」に採択され、事業費等の補助を受けている。
応募の理由について、小町商店会の今雅史会長は「屋外のイベントで『密』を生むことがないうえ、人出が少なくなる夕方以降の活性化にもつながると考えた。今年は新型コロナウイルスの影響で多くの市民がお花見も楽しめなかったと思うので、イルミネーションで桜を感じてもらえたら」と話す。
ライトアップは試験点灯を経て12月19日から本格的にスタート。桜をイメージしたピンクの電飾が小町通りの街路灯と、横須賀線高架下から二ノ鳥居までの若宮大路の街路樹等に設置されている。2月14日(日)までの期間中、午後4時から10時まで点灯する。
GoTo商店街事業については、新型コロナウイルスの「第3波」を受けて12月28日から1月11日まで、人の集まるイベントの一時休止が決定しており、同イベントの開催も変更の可能性がある。今会長は「国の指示に従って対応したい。商店会のホームページ(【URL】http://www.kamakura-komachi.com/)にも情報を掲載するので確認してほしい」と話している。(12月19日起稿)
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