鎌倉市議会6月定例会の最終日となった28日、市提出議案などの採決が行われ、鎌倉市生涯学習センターの管理・運営を市から民間の指定管理者へ移行する議案が可決された。賛成14、反対11の僅差で議案は承認され、生涯学習センターは10月から指定管理者制度を導入し、相鉄企業株式会社(横浜市)と株式会社小学館集英社プロダクション(東京都)で構成する「鎌倉CITYパートナーズ」が運営する。
鎌倉市生涯学習センターは、市内小町のきらら鎌倉、腰越・深沢・大船・玉縄学習センター及び分室の6カ所。これまでは市が管理・運営を担ってきたが、ICT活用や幅広い世代の利用促進などを目的に、民間のノウハウを投入することでサービスの充実を図る。指定管理者となる鎌倉CITYパートナーズとの契約は、今年10月から2027年9月まで。
鎌倉市生涯学習センターを巡っては、10月から利用時間区分が変更となることについて、市民から反対の声が議会へ寄せられている。今回の議案に賛成した議員も市に対し、利用者へのアンケートを実施しながら市民ニーズに応えていくよう要望した。
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