鎌倉 社会
公開日:2026.05.29
5月30日は「ごみゼロの日」 みんなで考えよう 暮らしと環境
毎年5月30日は、「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」。これからの社会をより良くするために、日々の生活で何気なく捨ててしまうごみを通して、暮らしと環境について考えてみては。
鎌倉市ごみ対策課によると、近年は、ごみ(燃やすごみ、燃えないごみ、資源物)の総量が減少傾向にあるという。2016年の総量は6万5408トンだったが、24年は5万3280トンだった。同課では「人口の減少もありますが、分別への意識向上も大きい」と分析する。
一方で、資源物は16年の2万6936トンから24年は2万9969トンに増加している。「リサイクルやリユースなどが浸透し、資源を大切に使う社会になってきている」と話す。
また、鎌倉市では今年4月から、全市で燃やすごみの戸別収集を開始した。各家庭等のごみを道路に面した敷地内に出す方法で、ごみ出し労力や集積所維持管理の負担軽減を目的に導入された。
従来と比べて収集する場所が10倍以上になることから、市では車両と人員を増加させたが、当初は、各戸のごみ置き場が把握できないことで収集漏れも発生した。市によると、収集漏れの情報共有などを事業者と行うことで徐々に解消されているという。
ごみを収集している事業者は「収集漏れなどを防ぐためにも、収集日の午前8時30分までに出すなど、ルールを守って出していただけたら」と呼びかけている。
充電式電池「正しく廃棄を」
利便性の高さから急速に普及しているリチウムイオン電池などの小型充電式電池だが、正しく廃棄されないことで発火するトラブルが全国で発生している。
これらの電池は、強い衝撃や圧力、高温などの要因で発火の恐れがある。ごみを収集するパッカー車では、より多くのごみを積むために圧縮しながら運ぶため、特に発火のリスクが高い。鎌倉市でも、2025年4月に包装容器プラスチックのごみにリチウムイオン電池が混入し、パッカー車の荷台から煙が発生した事例がある。
市では、これらの電池を「危険・有害ごみ」として収集している。さらに、劣化して膨張したものについても、市役所本庁舎のごみ減量対策課窓口と笛田リサイクルセンターで持ち込みを受け付けている。
市では「車両が火災で使えなくなれば、市民サービスの低下にもつながります。正しく廃棄を」と話す。
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