茅ヶ崎市立病院内の発熱外来のプレハブにアーティストのGaku Igarashiさんが9月13日、壁画アートを施した。このプレハブは発熱した体調不良の人が来院した際に診療を行う場所で、8月に同病院本館の改修工事のため設置され、再来年の3月まで使用される。「無機質な外観だが、せめてラッピングがあったら癒されるのではないか」と市の担当課が考えていたところ、職員が県内の百貨店でGakuさんの展示会に足を運んだことがきっかけでオファーした。
当日は、来院した患者や医師、看護師などに描いてほしいものを尋ねるなどコミュニケーションをはかりながら描く場面も見られた。「せっかくなので皆さんと作り上げたかった。病院で働く方や患者さんが病院に来るのが楽しくなればという思いで描きました」とGakuさん。病院担当者は「温かくて優しい、思わずニコッとなるような絵になりうれしい」と話している。
Gakuさんは幼少期からオーストラリアで過ごし、保育士のキャリアも持つ。現在は日本で主にアーティスト活動をしながら、アートを取り入れた独自の幼児英語教育やワークショップを実施している。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
補助金の活用を5月17日 |
地域に喜ばれる駅ビルに5月17日 |
|
|
|
|
|
<PR>