松田警察署長に就任した 新津 憲一さん 松田町在住 57歳
明るく、楽しく、仕事は厳しく
○…今年3月末に松田警察署長に就任。地域の安心と安全を担う責任者として「地域住民の皆さんの立場に立った親切、丁寧な対応を」と自身初の署長となる着任式で挨拶した。
○…静岡県御殿場市に生まれ、父の仕事の都合上、幼い頃は各地を転勤した。「父が北海道に赴任したときに身につけたスキーは今でも趣味のひとつ」と微笑む。中学に入ると現在住まいを構える横浜市内に転居。テレビドラマ「太陽にほえろ!」に憧れ、高校卒業と同時に神奈川県警に入庁した。緑警察署の交番勤務を皮切りに機動隊や刑事課の鑑識などを経て、松田署に配属される直前は本庁の生活安全保安課に勤務。パチンコのホールやゲームセンターなどの許認可に関する業務を主に担当し、営業許可の審査や行政処分などの任務を担った。「社会の役に立ちたいという思いでこれまで頑張ってきました」
○…束の間の休日はスポーツ観戦に心を躍らせる。スーパーカートリオに魅せられたこともあり、横浜DeNAベイスターズのファン。「ようやく開幕ですね。今年は新外国人の調子も良さそうだし、期待できそう」と気持ちを高ぶらせる。
○…県の6分の1の面積を管轄する同署。中井町を含む1市5町の総面積のうち8割が山岳部とあって「風光明媚で良い街」と話す一方で「山岳事故防止を強化したい」と意気込む。また、交通事故防止や特殊詐欺など管内には様々な課題もある。「先日、管内で特別給付金に関する詐欺が発生してしまった。住民の皆さんは不審な電話があったらすぐに警察署に相談してほしい」と呼びかける。「地域の方と警察が力を合わせ安全と安心を守りたい」。防犯の責任者として日々奔走する。
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