女子バスケ VamoS秦野立ち上げ 5年後トップリーグ目標
バスケットボールを通じて地域の活性化を図ろうと、一般社団法人VamoS(バモス)秦野(信重奈美代表理事)が創設された。将来的には女子バスケのトップリーグ入りを目指すという。
同法人を立ち上げた信重さんは北中学校、秦野南が丘高校(現秦野総合高校)、神奈川大学を卒業後、TOTOに入社し実業団で活躍後、指導者の道へ進んだ。「バスケを通じて子どもや女性が夢を持ち、活躍できる場を創出したい。実業団チームを運営する中で、若い世代が秦野に戻ってきてほしい。そのために地元企業と連携し、雇用環境を作っていきたい」と抱負を語る。現在のメンバーは8人。まず神奈川県の女子一部リーグと関東実業団女子2部リーグからスタートし、5年後にトップリーグへの参入を目指して活動を始めるという。
ポルトガル語の5つのカテゴリー
ブラジル出身の信重さん。実業団チームを頂点に、同法人が運営するチームを5段階のカテゴリーに分け、それぞれポルトガル語でネーミングした。最も下の「RAIZES(ハイーゼス)」は根っ子という意味で、子どもたちにバスケットボールを好きになってもらうための練習や運動全般のレベルの向上を目指す。
地面という意味の「TERRAS(テーハス)」は小学4年生以上を対象とした選手の育成。各ミニバスケットボールチームやスポーツ少年団、中学校と連携を図りながら青少年のスキルアップをサポートする。U―15のチームとして太陽を意味する「SOL(ソル)」と名付けたチームは、中学1年生の基礎とフィジカル強化、中学3年生のチームスキルなどに取り組む。
さらにトップチームのすぐ下のカテゴリーに位置するセカンドチームには月を意味する「LUA(ルーア)」と名付けた。このチームは神奈川県クラブ連盟に所属し、全国クラブ選手権の出場を目指すとともに、トップチームでプレーする選手を目指す。トップチーム「ESTRELAS(エストレーラス)」は実業団連盟に所属。秦野市の近隣地域のスポーツやイベントなどにも協力しながら地域活性化を目指し活動していく。「子どもたちが憧れる存在になりたいと”星”という意味のチーム名としました」と信重さんは話す。
地域のクラブとして地元に恩返し
3月28日から秦野市総合体育館を会場に、高校生が参加して行われる「春季招待大会市バスケットボール大会」に参加し、チームのお披露目を行う。「資金集めやトップチームの雇用先の確保などまだ課題はあるが、地域のクラブとして地元に恩返しがしたい」と信重さんは話す。問い合わせは【携帯電話】080・4352・7373信重さん。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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