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秦野 文化

公開日:2018.06.01

春ウコンと観音竹の花咲いた
落合と平沢で

  • 見ごろの春ウコンと和田さん

  • 二度目の開花を迎えた観音竹と重田夫妻

 ウコンといえば、カレーの香辛料等で使われる秋ウコンが有名だが、秦野市落合在住の和田仁(ひとし)さん(82)は秦野市での栽培は珍しいとされる春ウコンを栽培しており、今年も花が見ごろを迎えた。

 春ウコンとは、ショウガ科の多年生植物。日本では沖縄県を中心に栽培され、根茎部分がお茶や錠剤など健康補助食品に利用されている。「秋ウコンは葉茎の付け根に白い花が咲くが、春ウコンは葉とは別に花だけで咲くそうですよ」と和田さん。

 和田さんは生物の元教員で、厚木市のメダカの系統保存などにも取り組んでいる。

花が咲くのは珍しい観音竹

 5月下旬に平沢の重田光博さん(77)と妻の幸子(ゆきこ)さん(72)の自宅では、花を咲かせることは珍しいという観音竹の花が咲いた。葉に隠れるように、かわいらしいピンク色の花だ。

 観音竹は、ヤシ科カンノンチク属の観葉植物。長い葉が特徴的で、植えかえを繰り返しながら徐々に大きくなっていく。

 重田さん宅の観音竹が花を咲かせるのは2回目だという。12年前に新築祝いでもらい、初めて咲いたのは8年前。「お米のとぎ汁で水やりをしているから咲いたのかしら」と幸子さんはほほえむ。重田さん宅には他にも珍しい植物が多く育てられている。

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