2012年度区自主事業案 災害・子育て対策を継続推進に 35事業に1億1621万円計上
横浜市が今月発表した2012年度予算案の中で、区独自の取り組みを行う自主企画事業の概要が明らかになり、緑区は35事業に1億1621万円を計上した。2011年度に続き『災害対策』『福祉』『子育て支援』などに重点が置かれたものとなった。
緑区では、2011年度に引き続き「安全・安心なまちづくり『災害に強い緑区』(6事業)」「いきいき暮らせるまちづくり(12事業)」「みどりの魅力あふれるまちづくり(16事業)」の3分野が柱となる。
分野別にみると「災害に強いまちづくり事業」に236万4千円を計上。震災前から力を入れていた分野であり、津田祐孝緑区長が掲げる『安全・安心みんなにやさしいまちづくり』を推進する重点事業に位置づけられている。主な内容としては、行政、地域、団体が連携を深め、訓練や研修会を実施し、緑区全体の危機対応能力を高めたいとしている。
また、地区別計画2年目を迎えた「第2期みどりのわ・ささえ愛プラン」を進める「共に支えあう福祉保健の地域づくり事業」には136万3千円を計上。両親、赤ちゃん教室や子育て中の切れ目ない支援を目的とした「あんしん子育てネットワーク事業」は718万1千円となり、『福祉』『子育て』にも力を入れていく。
新事業には『金環食』
みどりの魅力あふれるまちづくりでは今回、新規事業「見たい!知りたい!金環食」に50万円を計上した。5月の金環食にむけて、地区センターでのプラネタリウム上映やワークショップなどを行う予定。専門家を呼んでの記念講演を開催するとしている。
2011年度、いきいき暮らせるまちづくり事業の一つだった「地域課題チャレンジ提案事業」は、2012年度からは市民局の「元気な地域づくり推進事業」の一環として行われる。
区の担当者は「区民の安心・安全を守り、快適な生活をサポートできるように、職員の組織力を高め、区民の皆様との協働の意識を持ち、これからも地域の課題解決に向けて取り組んでいきたい」と話している。
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