町田市はこのほど、災害時におけるペットとの同行避難などの対策に役立つ「動物健康管理手帳」を作成した。希望者を対象に3月2日(金)から町田市保健所、本庁市民相談室、各市民センターで配布。
同手帳は災害時のペット対策の意識向上、災害時の避難所でのペットの適切な管理の認識を深めることなどを目的に、これまで狂犬病予防注射の際に配布していた「犬の手帳」を廃止して新たに作られた。制作部数2万6000部、A6版、全12ページ。
内容は災害時における迷子動物の保護の在り方や避難所でのペット対策、家庭で準備しておきたい災害時対策などが説明されているほか、「常備薬」「予備の首輪」「トイレ用品」など災害時のペット用備蓄品リスト、「病歴」「服用中の薬」「性格・特徴」など、災害時の同行避難に備えた情報記入欄なども載せられている。ペットの遭難時の連絡先も記載。
犬の飼い主には2012年度の狂犬病予防注射実施時に注射済票と一緒に配布。その他の動物の飼い主は希望者にのみ町田市保健所などで配布。
「昨年、東日本大震災が発生しまして、被災地の避難所におけるペットへの対応や、ペットとの同行避難などが問題となりました。これを受けて、町田市議会の一般質問などでも制作の要望があり、配布することとなりました。災害時の同行避難に備えて非常用持ち出し袋に入れて頂ければ。また災害時のペットにおけるトラブルを防ぐため、日頃のペットの健康状態に注意を払って頂きたい」と町田市保健所。
同手帳に関する問い合わせは【電話】042・722・6727いきいき健康部生活衛生課へ。
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