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公開日:2026.06.04

東京都 「アライ」増加に取組み 性的マイノリティ理解者

  • 「アライ」周知に取組み (写真1)

 東京都が性的マイノリティ(LGBTQ+)の理解、支援者である「アライ(ALLY)」を増やすための取り組みを進めている。アライであることを表明しやすくするためのオリジナルマークを作成しているほか、周知のための特設サイトを開設するなど、概念を広め、多様な人が支え合う都市の実現につなげたい考えだ。

 アライは同盟や支援を意味する「ALLY」を語源とし、LGBTQ+に代表される性的マイノリティの人たちの活動を理解、支援する人を指す。それまでは「支援者」や「理解者」と言われてきたものの、よりポジティブで能動的な意思表示の言葉として近年定着してきた。

 都はその周知に取り組んでいる。アライのオリジナルマーク「TOKYO ALLY」を作成し、その関連グッズを理解を示す都民や企業が活用できるようにし、特設サイトも開設。PRにつなげ、普及啓発動画をHPで公開するなど、取り組みを進めてきた。

 東京都議会議員で性的マイノリティであることを公表している東友美さんはアライについて、「大学生以下の若い世代に増加していると感じている。多様な価値観が教育のなかにおりこまれてきた結果が少しずつ現れてきているのでは。メディアの影響もあると思う」と話す。

安心できるように

 アライの増加を通じて都が目指すのが、多様な人が支え合う都市「インクルーシブシティ東京」の実現。性的マイノリティについて理解を広め、当事者が安心して暮らせる社会づくりにつなげたい考えだ。

 東さんは「当事者を当たり前の存在として他の人と変わらず受け止め、接してくれる人であれば、誰でもアライになれると思う」と呼びかける。

 そして、「『自分と異なるものを排除する』という価値観が広がりつつあることに強い危機感を覚えている。多様性を尊重する社会に変えていくためにも、アライが増えていってもらいたい」と希望を口にしている。

プライド月間

 今月は性的マイノリティの権利や尊厳を啓発し、差別や偏見のない社会を目指すことを考えるプライド月間。関連イベントが各地で行われ、都内では6月6・7日、性の多様性と平等をアピールしながら参加者が街なかを行進する企画などが行われる催し「Tokyo Pride(東京プライド)」が渋谷区・代々木公園などを会場に行われる。催しの詳細はHPなどで。

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