神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2017年1月26日 エリアトップへ

スポーツを支える文化を 岡田武史氏らとシンポ

スポーツ

公開:2017年1月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
ディスカッションする石阪丈一市長(左)と岡田武史氏(中央)、杉原海太氏
ディスカッションする石阪丈一市長(左)と岡田武史氏(中央)、杉原海太氏

 「スポーツ地域振興シンポジウム」が20日、和光大学ポプリホール鶴川で行われ、パネリストに元サッカー日本代表監督・岡田武史氏、FIFAコンサルタントの杉原海太氏、石阪丈一町田市長が登壇し、スポーツで街が一つになるということについて話し合った。

 このシンポジウムは、町田市のスポーツ推進計画の抱える課題や今後のスポーツを活用した地域創生の考え方、またスポーツ振興を支える人材などについて話し合おうと企画されたもの。

 今回は元サッカー日本代表監督の岡田武史氏とFIFAコンサルタントの杉原海太氏、そして石阪丈一町田市長が登壇し、町田市のスポーツの現状や取り組み、課題、これからのことなどをテーマにディスカッションが行われた。

 岡田氏は現在、サッカー四国リーグのFC今治のオーナーを務めている。FC今治は四国リーグで昨シーズン優勝し、今シーズンからは全国リーグであるJFLに参入する。JFLはJリーグ(1〜3部)の次のリーグ。

 「最初は今治の地元で誰も相手にしてくれなかった。成績を残し、夢を語ることで、支援者が増え、応援してくれるようになった」と話し、地域の理解がいかに必要かを説いた。「でもね、だた『優勝します』という夢ではなくて、サッカーを通じてどんな経験ができるか、どのように生活とかかわるかなど、『大きな夢』を広げないとね」と熱く語り、会場は大きな拍手に包まれた。

 石阪市長は「2013年の東京国体では多くの人がボランティアとして協力してくれた。ボランティア数は都内で1位。他の人口が多い自治体より多い。この方たちが今でも、様々なイベントでもボランティアとして協力してくれている。数字には表れないかもしれないが、町田市の財産だと思う」と市と市民との関わりを紹介。

 今治もサッカースタジアムの規模がJリーグの規定に届いてなく、「5000人規模のスタジアムを計画中」とのこと。複合型のスタジアムを予定していて、「ショッピングセンターがあり、トップレベルのトレーニングセンターも併設する予定。日本中のトップアスリートが今治でトレーニングし診療も行う。もちろん地元の人たちも同じように最高のトレーニングをすることができる。高齢者はリハビリにもなる」と岡田氏。「人口16万人。近隣自治体を合わせても100万人いない。町田は交流人口200万人いるという。何でもできるよ」と岡田氏は町田市にエールを送った

町田版のトップニュース最新6

観光スポットとして定着

原町田七福神

観光スポットとして定着

活性化目指し15年

4月25日

美大生の卒業後 応援

市内画廊

美大生の卒業後 応援

展示 若者に無償

4月25日

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook