横須賀・三浦 人物風土記
公開日:2013.05.17
第79代横須賀市議会議長に就任した
板橋 衛さん
汐見台在住 54歳
市政の今、伝えてこそ
○…人口減少、高齢化、財政難など山積する横須賀の課題に、議会としてどう向き合っていくのか。「吉田市長就任以降、議会が活発になってきた。議長としては、吸い上げた民意をまとめて市政に生かすのが第一。役割をしっかりと果たしたい」と意気込んだ。
○…「市民のために何ができるのか」を念頭に、「議会で議論していることは市民に伝えなければ意味がない」と言い切る。これまで夜に行ってきた「議会報告会」を今回(先月末)は幅広い世代が参加できるよう土曜日の昼間にも設定。議員自身が駅頭で議会参加を呼び掛けるチラシを配るなど市民に歩み寄って「開かれた議会」を目指す。一方で関心を持つ層の伸び悩みなどが課題だとし、今後の方向性を模索する。
○…今、注目しているのは国内最古級の洋館として残る「ティボディエ邸」を軍港資料館として復元・活用を目指す市民運動。横須賀製鉄所の造船技術監督として赴任したフランス人技師ティボディエの官舎として建てられ、2003年に解体された。これを活用し、軍都として栄えた横須賀の歴史を伝えながら、観光の目玉にしようとする動きだ。「横須賀は呉や佐世保に先駆けて軍港となった。その歴史的意義は大きい」と意欲を見せる。「建設には財政が厳しいことを説明し、必要経費を市民からのカンパで賄うのも一つの案かもしれない」。その発言の裏には、資金を募ることで市民と一体となって意識を高める狙いが垣間見える。
○…私生活では小学生2人の父親。「休みの日はできるだけ子どもと一緒の時間を持ちたい。それが自分自身のリフレッシュにも繋がる」。父親が議長となったことの大きさを理解するにはまだ幼いようだが、「今朝新聞に掲載されているのを見て『パパすごい』って喜んでくれました」と笑顔を見せた。子ども達皆が「横須賀に生まれて良かった」と思える街を作る。その実現のために奔走する。
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