「北陸新幹線&リニア中央新幹線開業エール弁当コンテスト」の結果がこのほど発表され、十日市場町在住の鳥海由里さんがリニア中央新幹線部門で総合優秀賞に決まった。鳥海さんは「誰かに認められたことが嬉しい。今後も作り続けようと思う」と話した。
コンテストの主催は、大阪府や大阪商工会議所などで構成される北陸新幹線早期全線開業実現大阪協議会、リニア中央新幹線早期全線開業実現協議会。「大阪までの早期全線開業を応援しよう」をテーマに、両新幹線の全線開業に向けた関心や期待を高めるこを目的とし、新幹線をモチーフに制作した弁当の写真をInstagramなどで募集したもの。全体で119作品の応募があり、鳥海さんはリニア中央新幹線部門(全41作品)で総合優秀賞を受賞した。
きっかけは娘
鳥海さんは、今から約4年前、当時中学1年の娘のために創作弁当(キャラ弁)を作り始めた。「興味を持って食べて欲しい」との思いからテーマを変えながら現在もほぼ毎日作り続けている。これまで娘のために作っていたがInstagramでコンテスト実施を知り初応募で初受賞となった。
地上を走るイメージで
計画では地上区間は全体のわずか13%(約38Km)だが、地上走行で富士山や松原の間を走り抜けた場合を仮想してデザインを考えたという。白米の上に明太子を敷き詰め、おにぎりで富士山とリニア中央新幹線をデザイン。車体の模様などはカッティングした海苔で表現。松原はチーズの上に青のり乗せ、桜に見立てた大根はゆかりでピンクに色付けするなど工夫を凝らした。
鳥海さんは「受賞を知った時は誰かに認められたことが実感できて嬉しかった。娘が高校を卒業するまでは作り続けようと思っている」と受賞を喜んだ。
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