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公開日:2024.02.01

中山小6年1組
避難所の区割りを作成
卒業を前に「地域貢献を」

  • 作業を行う児童

    作業を行う児童

 横浜市立中山小学校6年1組の児童が1月26日、同校の体育館で災害時の避難者の生活スペースを確保する区割り作業を行った。卒業を前に行った地域貢献の一つ。災害発生時に地域防災拠点で行われる区割り作業には時間がかかるため、事前にブルーシート上で占有面積を確保する区割りを行ったもの。

 震度5強以上の地震が発生した際に開設される地域防災拠点の体育館では、1人分の占有面積が縦2m×横1mの2平方メートル(約畳1畳)以内とされており、間隔を計測し養生テープを貼っていく作業は時間を要する。中山自治会(齋藤宏和会長)は昨年9月、発災後の拠点設営の時間短縮を目的にブルーシート上にあらかじめ区割りを作成する方法を防災訓練の中で地域住民に披露していた。

 6年1組の同取組は、総合的な学習の時間の中で卒業を前にした児童が「何か地域に貢献できることをしたい」と思い立ったことがきっかけとなった。担任の都築直人さんによると、周辺の清掃活動などの案も出たが、同自治会に相談をしたところ、「区割り作成の作業がすべて終わっていない。災害時に役に立つので手伝ってもらえないか」と提案があったという。

 作業当日、体育館には10m四方のブルーシート2枚が用意された。2列の通路を確保しながら1つのシートで40人分を作成。児童は2つのグループに分かれて養生テープを貼る作業を行った。

 その後は、災害緊急時用段ボールベッドの組み立て体験が行われ、児童は完成したベッドで寝心地を確かめた。

 杉田郁也くんと黒澤征一郎くんは「少し難しかったけどみんなで協力してできて良かった。1人分のスペースは狭いと感じるけど、災害の時はありがたい」、「災害時に生かされるとうれしい。段ボールベッドは寝心地は良くなかったけど硬い体育館に寝るよりはいいと思う」と話した。

 児童たちの作業を見守った齋藤会長は「災害時の自助・共助・公助という言葉があるが、地域の役割である共助が重要。そのためには日頃から顔の見える関係性をつくっておくことが大切」と児童に語り掛けた。

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