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公開日:2026.07.02
十日市場 バイク用品メーカー カエディア 鈴鹿8耐レースに挑戦 クラス優勝目指す
十日市場町のバイク用品メーカー「株式会社Kaedear(カエディア)」のレーシングチームが、7月3日(金)から三重県で開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に出場し、クラス優勝を目指す。
7月3日から5日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催される第47回大会。通称「鈴鹿8耐」と呼ばれるこの大会は、世界耐久ロードレース選手権の1戦として行われる国際的なモータースポーツ。1チーム2〜3人のライダーが交代しながら1台のバイクを乗り継ぎ、8時間という長丁場を走り抜く過酷なレースとして知られている。
カエディアが参戦して優勝を狙うのは、トップカテゴリーと混走して行われる「SST(スーパーストック)クラス」。同クラスは改造できる範囲が厳しく制限されており、市販されている一般のバイクに近い状態で競い合うのが特徴。バイク本来の性能はもちろん、ライダーの技術、そして限られたパーツで戦い抜くメカニックの整備力が結果に直結する。
ゼロからの挑戦
カエディアは、十日市場町に本社を、新治町に店舗を構えるバイク用品メーカー。緑区出身で元整備士の飯沢智博代表が2019年に創業し、独自のアイデアで成長を遂げてきた。
カエディアがチーム発足に向け動き出したのは2024年。ライダーの石塚健選手の個人スポンサーとしてレース応援に駆け付けた際、「自分たちも感動を届けたい」と思いを強めたなかで石塚選手から、「自分自身が新たなチームを立ち上げることに興味がある。同じ想いを持っているなら、一緒に挑戦してみませんか」と声がかかり、レース経験ゼロから異例のスピードで準備を進め、25年にチームを発足させた。
世界トップへ
初参戦となった昨年の同大会は、フランスの名門チーム「RAC41」とコラボレーションし、「Kaedear―Dafy―RAC41―Honda」のチーム名で参戦。大会では、予選をクラス2位で通過し、決勝でも一時首位を快走する走りを見せたが、第1コーナーでのマシントラブルによる転倒に見舞われ、最終的にSSTクラス6位という結果に終わった。
2年目の今年は、「Dafy―Kaedear―RAC41―Honda」として、昨年に引き続き「RAC41」とタッグを組み、石塚選手、ケビン・マンフレディ選手に加え、世界で活躍するディエゴ・ポンセ選手を新たに迎え入れた。
飯沢代表は「私は西八朔町で生まれ育ち、地域の伝統行事やイベントに携わってきました。ブランド名である『Kaedear』も、区の木である『楓』と『Dear Customer』に由来しています。バイクをカスタムする楽しさを伝えたいとこの緑区で創業した私たちは、横浜を代表するチームとして日本最高峰の『鈴鹿8時間耐久ロードレース』へ挑戦します。緑区から生まれた企業として地域の皆様とともに夢へ挑み、情熱と感動をお届けできるよう全力で戦います」と話す。緑区のメーカーが、鈴鹿の舞台で初のクラス優勝を狙う。
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