日本では教育が義務化されていることから、みんなが平等に教育を受けられると信じられております。しかし、実際はどうでしょう。私はダウン症の息子を育てながら、教育に従事するなかで平等とは言えない現状を感じてきました。障害児のための特別支援教育は日本では歴史が浅く、専門知識のない方がほとんどです。

　また、息子が白血病で入院した際に知った病児教育の実態。入院中は院内学級がありますが、退院後は院内学級には在籍できず、学校には行けなくなる場合もあります。

　さらに、医療的ケア児は受け入れが不十分な現状です。様々なニーズの子ども達に合ったカリキュラム作成を行うシステムを構築すると同時に、特別講習を定期的に行うことでみんなが平等に教育を受けられる社会を目指します。

　それと同時に、近年問題になっている若者達の心の問題。多くの若者たちが様々な悩みを抱えながら居場所を求めております。

　こうした方々の居場所やきっかけ作りとしてスポーツ体験や、美術展、カーニバル等あらゆるジャンルのイベントを開催し、孤立を防ぐことを目指す考えです。

梅沢ありさ

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