12月の市民・文化観光・消防委員会で局再編成の検討状況が報告され、市民局の「スポーツの部門」を移管し、スポーツ・文化・観光ＭＩＣＥ施策を推進する局を発足させる方向性が明らかになりました。私は議会で以前から、「スポーツ都市横浜」を目指して局再編をすべきと訴え続けており、実現に向けて前進しました。

　今回の局再編はポストコロナ社会を見据えた、「地域に根差したスポーツ・文化活動の更なる振興を通じた地域コミュニティの活性化」などの推進が目的です。新しい局は、現在の文化観光局にある「文化芸術創造都市」「観光ＭＩＣＥ」などの各部門を中心に、「スポーツ」や「戦略的賑わい創出」の部門で構成される見通し。第１回定例会での関連条例改正議案の提出や規則改正などを経て、今年４月に設置される予定です。

市会で提言続け

　横浜を明るく元気にするために、スポーツの更なる振興は必要不可欠。プロからアマチュアまで誰もが楽しめる環境作りを進めなければなりません。私は昨年９月の決算委員会総合審査で、スポーツ局の新設も視野に入れた組織再編を山中市長に提言していました。

　野村総研が昨年に発表したスポーツ環境の国内都市ランキングで、横浜市は総合１位に輝きました。プロチームの拠点があることや、市が国際・国内大会を積極的に招致していることなどから、特にスポーツを「みる」環境が充実しているとの評価でした。今後も、スポーツを通じて市民の健康づくりを進める横浜市を市民全体で盛り上げていきましょう。

花上喜代志

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