ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会が５月13日と14日、赤レンガ倉庫や山下公園周辺で開催。２００９年から続く世界最高峰の大会は競技の発展に加え、運営面も高く評価され、「国際都市ヨコハマ」の魅力発信に貢献しています。

　開港１５０周年事業として09年に行われたトライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会（当時）。12年にパラトライアスロンも始まり、19年には46万人が来場するなど大いに賑わいました。

きれいな海ＰＲ

　私は05年から大会招致に奔走しました。目的の一つが、きれいな横浜の海をアピールすること。横浜市は高度経済成長期に川や海の水質が悪化しました。その後の公共下水道整備で改善したにも関わらず、「横浜の海は汚い」という誤ったイメージは残ったまま。招致実現に向けては水質改善のデータを示したほか、安全性をＰＲするために私自身が山下公園の前の海を泳ぎました。

次世代に継承

　今年はアスリートが熱戦を繰り広げるとともに、子どもの参画を促すキッズプログラムも企画されました。世界から高く評価されている大会を次世代に継承するため、私は横浜市トライアスロン協会の会長として今後も活動していきます。

花上喜代志

瀬谷区三ツ境174-37

TEL:045-363-9749

http://www.hanaue.jp/