私が所属する建築・都市整備・道路委員会が９月14日に開催。旧上瀬谷通信施設で２０２７年に開催予定の国際園芸博覧会に向けた基盤工事や、大型テーマパークを含む「観光・賑わい地区」の事業予定者などについて報告がありました。

　園芸博に向けては24年度から26年度にかけて基盤工事を実施。道路・上下水道や調整池の整備、会場エリアの整地に始まり、仮設建築物や展示、修景植栽などの会場整備まで行われます。

　観光・賑わい地区の事業予定者は三菱地所（株）に決定。「ＫＡＭＩＳＥＹＡ ＰＡＲＫ」（仮称）には日本のコンテンツとテクノロジーを活用したテーマパークのほか、商業施設、バスターミナルなどが設けられ、31年頃に開業する見通しです。

　私は大阪万博の準備が遅れていることから、園芸博の工事の見通しを質問。市当局は博覧会協会と会場計画について精力的に調整しているとして、「園芸博はしっかり開催できるものと考えている」と答弁しました。

　交通渋滞も課題です。園芸博の有料来場者は半年間で１０００万人、ＫＡＭＩＳＥＹＡ ＰＡＲＫの来街者は年間１２００〜１５００万人超と見込まれています。整備計画では八王子街道や環状４号（地区内）を４車線に拡幅し、保土ケ谷バイパスの上川井ＩＣ出口（横浜方面）も拡幅。私が提言してきた環状４号と八王子街道が交差する目黒交番前交差点の立体化も行われる予定です。

　私は今後も、着実に交通対策を進めるよう市に呼びかけていきます。

花上喜代志

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