12月の建築・都市整備・道路委員会で旧上瀬谷通信施設の土地区画整理事業に関する報告があり、11月30日に仮換地指定を行い、３年後のＧＲＥＥＮ×ＥＸＰＯに向け２０２４年度早々から本格工事に着手することになりました。

　旧上瀬谷通信施設は公有地と民有地が混在し、約２５０人もの地権者がいることから、市による土地区画整理事業が進められています。土地利用計画に合わせて地権者の土地を再配置する「仮換地指定」が行われ、いよいよ工事が本格化。跡地を活用したビッグイベント開催などを提言した私にとっても、仮換地指定は感慨深いものです。

　今後は工事発注の手続きを経て、グリーンエキスポの会場や付帯設備を作るエリアの土地などから順次明け渡しが進められます。大規模工事として、相沢川と大門川の調整池、道路や上下水道などの整備が計画されています。

横浜の更なる発展の核

　市は１９６５年に「六大事業」を立ち上げ、みなとみらいや港北ニュータウンの整備、地下鉄建設などを進めてきました。上瀬谷の開発は、横浜の新時代のビジョンとして大きな期待を集めています。

　私は常任委員会で、これまでの取り組みに敬意を表し、平原副市長に感想を求めました。平原副市長は思わず落涙し、「横浜市全体に良い影響をもたらすような街づくりをしていく」と決意を表明しました。

花上喜代志

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