お口の健康塾 5th Vol.5 口腔内の違和感について
渡邉仁史院長
「口の中がピリピリ痛い」「食べ物の味が違う」「口腔内の灼熱感」といった症状は、いわゆる“舌痛症”、“バーニングマウス症候群”と呼ばれるものです。“症候群”なので症状から原因を探す必要があります。
口腔乾燥が原因の場合は基礎疾患を確認し、保湿や粘膜保護を考えます。同時に口腔内にカビが増殖していないか検査を行います（1）。口腔内に増殖するカビの多くはカンジダ真菌で、元来人間の粘膜にいて当たり前の微生物です。しかし口腔乾燥や免疫力の低下で数が増え、粘膜につらい症状を現します。
舌痛症の診断には全身の検査が必要な場合がありますので（2）、歯科医師だけでなく、かかりつけの医師に相談するとよいでしょう。
（1）山近重生他：口腔カンジダに及ぼす唾液分泌機能低下の影響：歯薬療法2010 （2）池田稔他：舌痛症の機序とその対応：耳展2008
原宿わたなべ歯科診療所
戸塚区原宿3-8-6二八五番館1階
045-443-5519
https://hwdc2015.com/
|
|
|
|
|
＜PR＞
戸塚区・泉区版のコラム最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ！今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
|
|
|
＜PR＞
