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鶴見区 スポーツ

公開日:2025.08.13

全日本少年軟式野球大会 横浜クラブが初戦突破
横浜市内中学の選抜チーム

  • 1回戦を勝ち、スタンドにあいさつする横浜クラブの選手や監督、コーチら

  • 5回を無失点に抑えた青木選手

  • 盗塁を阻止する活躍を見せた渡部海翔選手

  • 1回に先制タイムリーを放った小島選手

  • 福元監督(右から2人目)の話を聞く選手たち

  • 選手に声援を送るスタンドの応援団

 「中学生の甲子園」とも呼ばれる「第42回全日本少年軟式野球大会ENEOSトーナメント」が8月11日に横浜スタジアムで始まり、12日に登場した開催地代表の「横浜クラブ」は1回戦で静岡県の東海大学付属静岡翔洋高校中等部と対戦し、2―0で初戦を突破した。

 大会は全国12ブロックの予選を勝ち抜いた16チームによるトーナメント戦で争われている。神奈川県からは、相模原市の「相陽クラブ」と開催地代表の「横浜クラブ」が出場。横浜クラブは市内150校の中学野球部から選抜された選手で構成されている。

2投手の完封リレー

 試合は初回に横浜クラブが小島直輝選手(市場中3年)のタイムリーで1点を先制。4回にも相手のエラーで1点を追加。守っては先発の青木佑真選手(丸山台中3年)が東海大翔洋打線を5回3安打無失点に抑え、捕手の渡部海翔選手(市場中3年)が2、3回に続けて盗塁を阻止するなどして流れを作った。6回からマウンドに上がった2番手の仙水幸人選手(横浜隼人中3年)は最終回(7回)に満塁のピンチを招いたものの、最後までホームを踏ませず、完封リレーで勝利をつかんだ。

 横浜クラブの福元博紀監督(上永谷中教諭)は「戦術が浸透し、早い段階から準備ができていた」と語り、日頃は異なるチームで練習している選手たちの適応力を評価した。

2回戦は優勝候補の星稜と

 13日の2回戦の相手は石川県の星稜中学校。春の全国大会を制した今大会の優勝候補で、12日の1回戦は山口県の周南クラブを相手に13―0で大勝。球速140キロ以上を投げるエースの服部成選手は、相手打線を4回無安打に抑えており、福元監督は「服部投手の映像を見て研究してきた。相手も同じ中学生。無失点でいければ」と語り、2023年大会に続く優勝へ意欲を見せた。

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