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神奈川区版 公開:2025年3月20日 エリアトップへ

「水辺愛護会」もっと知って 市がチラシ作成

社会

公開:2025年3月20日

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作成したチラシを手にする下水道河川局の職員
作成したチラシを手にする下水道河川局の職員

 水辺の清掃活動などを行うボランティア団体「水辺愛護会」の制度を知ってもらおうと、横浜市はチラシを作成し、3月から駅等で配架を行っている。水辺愛護会は現在、市内に99団体あるが、会員の高齢化などで活動継続が難しいという課題を抱えており、市は「まずは制度を知ってもらいたい」としている。

神奈川区は3団体

 水辺愛護会制度は市民が水辺とふれあい、親しめるようにと市が1997年に創設した。自治会町内会や商店会、学校、企業などに所属するメンバーが河川や水路、せせらぎ緑道などで清掃や除草活動を行う。団体の特色に合わせ、花壇づくりや生き物調査、小学校の学習に協力する団体もある。清掃や除草活動には水辺の規模や回数に応じて市から補助金が交付される。

 現在は、市が維持・管理する水辺施設がない中区、西区、南区の3区を除く15区で99団体が活動。神奈川区内では現在、砂田川(下村橋〜道慶橋)水辺愛護会、三ツ沢せせらぎ緑道水辺愛護会、菅田町小川アメニティ水辺愛護会の3団体が活動している。

担い手不足課題

 制度を所管する市下水道河川局によると、団体の中には会員が高齢化し、活動の担い手が不足しているところも多いという。

 新たな会員や団体を発掘しようと、市は制度を知らせるA4判のチラシを作成し、駅などに配架した。また、今年度から水辺愛護会の活動を支援する専門職員を配置。市内公園の約9割に設けられている「公園愛護会」と同様に、愛護会が整備されていない水辺にも活動を広げられるように取り組んでいる。

 同局は「まずは水辺愛護会について知ってもらい、多くの河川に活動が広がれば」と話す。水辺愛護会に関する問い合わせは同局【電話】045・671・4215。

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