中原区 社会
公開日:2023.01.13
伝統のしめ縄 3年ぶり
神明大神で「おびしゃ」
この日は、氏子らで構成されるおびしゃ保存会(野口新二会長)を中心に地域住民が参加した。しめ縄は、社殿に飾る直径約20センチ、長さ約6メートルの「男縄」と、ご神木に巻き付ける直径約16センチ、長さ約5メートルと若干小さい「女縄」の2本。参加者が分担して作業し、大量のわらで作った3本の縄で1本のしめ縄を作る作業では、会員らが力を合わせてより上げた。約3時間かけて2本の大きなしめ縄を完成させた。
野口会長は「3年ぶりということもあり途中で失敗もあったが、みんなが一致団結して立派な新しいしめ縄ができた」と喜んでいた。
同社の小泉愉孝宮司は「恒例の行事が再開されるのは喜ばしいこと。これからも途絶えることなく技術や伝統を継承してほしい」と話した。
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