中原区 社会
公開日:2025.04.04
市制100周年
新たな川崎へ「協調」
約400団体、推進ビジョンも
川崎市市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会の第6回総会が、3月24日にKCCIホール(川崎区)で行われ、参画企業や団体、関係者らが出席した。
事業年度が残り1週間となる中、会長の福田紀彦市長は「委員会設立当初は276だった参画団体が、397と増えた。川崎への愛着や誇りを示すシビックプライド指標も上がった」と評価。「(3月22日から始まった)緑化フェアの春開催も良いスタートを切った。ここをベースとして、101年目からさらに押し上げていきたい」と意気込みを語った。
総会ではこれまでに実施された記念事業などを共有。その中で、緑を通じ人やまちをつなぐプロジェクトを進める「midori-ba」が活動を報告。メンバーの齋藤集平さんは「緑に関わる人口を広げ、自走化させたい。100周年で終わりにせず4月以降も発展させることが大切」と話し、趣旨に賛同する新メンバーの参加も呼び掛けた。
また、100周年を契機に継続・発展させるための推進ビジョン骨子案も示され、公共空間の活用や若い世代の参加、市民・企業・団体との連携、効果的なPRなどが盛り込まれた。
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