関係者が市内の連携事例を紹介
市内の農家が抱える課題を産学事業者との関りで解決しようと今月20日、区内万福寺の新百合21ホールで「かわさき都市農業活性化連携フォーラム」が開催された。２０１６年から市内各地で行われている催しの７回目で、今回は初の麻生区開催。農業従事者や企業関係者など１００人が参加した。
当日は藤沢市などでＩＴ技術を活用した農業経営を行う井出寿利さん（（株）井出トマト農園代表取締役）の特別講演が行われた。ほかにも市が今年度実施している農業関係者と企業などによる連携事業の紹介も実施。参加者はさまざまな取り組みに耳を傾けていた。
第１回から参加しているという区内在住の40代男性は「回を重ねるごとに内容が良くなっているが、農業はまだ人手不足や担い手不足といった悩みはある。情報技術活用のほか、これら課題に対応する施策の必要性も感じる」と話していた。
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