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麻生区 社会

公開日:2022.02.04

川崎市
65歳以上 初めて2割超
20年国勢調査 年齢別人口を公表

 川崎市は先月25日、2020年国勢調査確定値(不詳補完結果)による年齢別人口を公表。戦後一貫して上昇し続けていた65歳以上の老年人口割合が、初めて2割を超えた。

 同調査時点(20年10月1日)の川崎市の年齢3区分別人口は、0〜14歳の年少人口が18万9578人、15〜64歳の生産年齢人口が103万7169人、老年人口が31万1515人。割合では、1975年に上昇した以降は低下が続く年少人口が12・3%。2000年に低下に転じた生産年齢人口は、67・4%だった。老年人口は20・3%で高齢化の進行が読み取れる。

 麻生区の割合は、年少人口が12・7%。生産年齢人口は63・1%と7区で最も低くかった。老年人口は24・2%で最も高く、うち75歳以上は13・0%だった。

 市の平均年齢は43・7歳で、前回2015年調査の42・8歳から0・9歳上昇。区別では幸区が前回より0・2歳下降したが、他6区は上昇した。麻生区は45・8歳で最も高く、中原区が41・2歳で最も低かった。

大都市比較で老年割合最低

 20政令指定都市に東京都区部を加えた21大都市の比較では、川崎市の老年人口割合は最も低い結果に。生産年齢人口割合は、東京都区部に次いで2番目に高かった。

 平均年齢も川崎市が最も低く、2番目は福岡市で43・8歳、3番目は東京都区部で44・8歳。全国の平均年齢は47・6歳だった。

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