麻生区 社会
公開日:2023.07.07
市内で7年ぶり警報
ヘルパンギーナ 市「対策を」
川崎市は6月20日、乳幼児を中心に罹患するウイルス性感染症「ヘルパンギーナ」の流行発生警報を発令した。12日から18日(第24週)までの1定点あたりの患者報告数が6・95人となり、市の警報基準値である定点当たり6・0人を上回ったため。市内で基準値を超えたのは7年ぶりで、翌週の19日から25日(第25週)も7・65人と増加し続けている状況だ。
ヘルパンギーナは突然の高熱や口の中に水ぶくれなどができる感染症。せきやくしゃみの飛沫、水ぶくれに触れた手などが感染経路となる。
例年夏から初秋にかけて流行するが、今年は6月上旬から感染者数が増加している。例年よりも早く高いレベルで流行している要因のひとつして、市感染症対策の担当者は「コロナの規制が緩和し、人との交流、移動が増えたことも関係している可能性がある」と推測する。
ヘルパンギーナは、特別な治療法がなく、症状を和らげるための対症療法が中心。口内の痛みから水分補給に支障が発生し、脱水症状につながることも。予防には、せっけんでの手洗いなど一般的な感染症対策が効果的で、共用物を避けるのも有効だという。市の担当者は「気を抜かず対策を続けて」と呼びかけた。
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