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川崎区・幸区版 公開:2021年8月20日 エリアトップへ

五輪選手に刺激 スケボー公園「鬼ヤバ」熱気 多世代、「ゴン攻め」練習

スポーツ

公開:2021年8月20日

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大師河原公園スケートボードパークで練習する人たち=7日撮影
大師河原公園スケートボードパークで練習する人たち=7日撮影

 東京2020オリンピックで日本勢が金3個、銀1個、銅1個とメダルラッシュに沸いたスケートボード。金メダリストの堀米雄斗選手も訪れたことがあるという川崎区大師河原の大師河原公園スケートボードパークでは、8月7日、愛好家たちがオリンピック選手たちの活躍に背中を押されるように、練習にも熱を帯びていた。

 スケボー歴42年という久間倉清さん(65/川崎区京町)は「オリンピックを見て、昨日ボードを買ってきたなんて人も来るようになった」とオリンピック効果の大きさを話す。スケートボードの魅力を尋ねてみると「年齢に関係なく、友達になれることかな」と。この日も、最高齢の久間倉さんをはじめ、20代、30代、40代、小学生、最年少は3歳の子が来ていた。

 大田区から父親と妹と練習に訪れた高橋昊太(こうた)さん(小5)は久間倉さん手製のタイヤの付いていないボードでジャンプをする練習に挑戦。小3から始めたという高橋さんは「オリンピック選手になりたい。金メダルをとった西矢椛選手が目標」と話した。

 渡邊哲也さん(46)、健太さん(小5)親子も大田区から練習に訪れていた。健太さんは今年のお年玉でボードを買い、始めたばかり。「パークに来ると色んな人と話せて楽しい。ひとつ技ができるようになると次の技に挑戦できて飽きずにやれる」と楽しさを語った。哲也さんは20代の頃、少し経験があると言い、「子どもとのコミュニケーションにもつながってうれしい」と話した。

「ごみマナー守って」

 話を聞いた何人もが「ごみのマナーを守って欲しい」と強く訴えた。ペットボトル、たばこの吸い殻などをそのままにしていく人が後を絶たないという。何度か行政関係者から注意されたこともあり、こうした状態が続くと閉鎖されてしまうのではないかという危惧も抱えている。

 こうしたパークをもっと増やしてほしいという声も多かった。久間倉さんは「パークが増えれば路上でやる人も減って、イメージも良くなる。大師河原はレベルが少し高め。もっとフラットの多い初心者向けの場所ができればと思う。サーフィンは海に行かなきゃできないけど、スケボーは近場でできるスポーツ。もっとスケボーカルチャーが広まって欲しい」と語った。

 同パークは2014年に整備され、利用時間内は誰でも無料で利用できる。インラインスケート、BMXでの利用も可能。
 

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