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川崎区・幸区

公開日:2026.06.05

現存する川崎市内で一番古い銭湯 行ってみ隊inかわさき【3】 富士見湯

  • 壁には2年前に塗り替えた大きな富士山

    壁には2年前に塗り替えた大きな富士山

  • 富士見湯 (写真2)

 いまだ衰えぬサウナブーム。この流行を機にゆったりとした居心地が味わえると、まちの銭湯がにぎわっている。

 JR川崎駅から徒歩約7分の場所にある「富士見湯」は、川崎市内に現存する最古の銭湯と言われている。

 富士見湯は1947年に創業と、80年近い歴史を持つ。古き良き風情がある脱衣所は隅々まで清掃が行き届いており、浴場には大きな浴槽や電気風呂がある。

 開店と共に訪れたのは、約40年通う常連客。「風呂がデカくて気持ちいいんだ」という。家に風呂はあるが今でも週4回訪れ、なじみ客との会話も楽しんでいる。

 シニアの方でも銭湯に来たことのない人がいるとされている。3代目の小林啓介店主は「銭湯は日本の文化。一度大きなお風呂で足を伸ばしてみてほしいですね」と話す。市内在住の65歳以上の人は、入浴料が半額だ。

 市内の銭湯1号店は、1906年創業の鉄鉱泉(中原区小杉)と言われている。「労働者のまち」とされていた川崎市内には、仕事帰りに汗を流す人が多く、最盛期は約170軒の銭湯があった。

『記者のワンポイント』

 銭湯は、近所のさまざまな人が訪れる地域のコミュニティー。長く通う事で人との出会いにも恵まれる場所だった。

【アクセス】川崎市幸区幸町4-2-3(「JR川崎駅」徒歩約7分)。【電話】044・522・1953

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