県政報告Vol.35 「災害に強いかながわ」に向けた防災力の強化 自民党県議会議員 河本(かわもと)文雄(ふみお)
この3月で、東日本大震災から8年になります。私たちは、この記憶を風化させることなく、災害に備えていくことが必要です。
昨年は、日本列島が例年になく多くの災害に見舞われた年でした。大阪北部や北海道胆振東部での大地震や、西日本豪雨をはじめとした風水害など甚大な被害が全国各地で発生しました。
本県ではこうした災害には見舞われてはいませんが、切迫性が懸念されている南海トラフ地震、首都直下地震などの地震や津波、豪雨や台風による土砂災害、洪水などの風水害といった災害への備えは大変重要です。
現在開会中の平成31年第1回神奈川県議会定例会には「災害に強いかながわ」に向けた防災力の強化のため、次のような事業を実施する予算案が提案されています。
市町村の地域防災力の強化に向けた支援
「神奈川県地震防災戦略」に掲げる死者数の半減や、消防防災力の強化などの取組みを更なる実効性をもって進めていくため、住宅耐震対策、消防団・自主防災組織の強化などの市町村の取組みへの支援を行います。
「ビッグレスキューかながわ」等実践的訓練実施
大規模災害時における国、市町村、防災関係機関等の連携強化を図るため、救急救助、医療救護活動等の大規模な実践的訓練として「ビッグレスキューかながわ」を実施します。
また、さまざまな自然災害現場の再現を可能にした災害救助訓練施設「かながわ版ディザスターシティ」として機能強化した県消防学校の訓練施設において、消防職団員等に対する教育訓練・指導を行うなど災害対応力の強化を図ります。
県民の皆様のいのちや財産を守ることは何よりも大切です。県議会においてもしっかりと内容について審議していくとともに、今後も県政活動を通じて、「災害に強いかながわ」に向けた防災力の強化に加え、危機管理体制をはじめとした防災対策の充実に向けてより一層取り組んでまいる所存です。
神奈川県議会議員 河本文雄
相模原市中央区東淵野辺
TEL:042-707-8836
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