町田市に公認されている37園の私立幼稚園が加盟する「町田市私立幼稚園協会」は、子どもたちの教育環境の向上や保護者の子育て支援に対して、積極的に取り組んでいる。4月から新しく就任した小林司会長(学校法人慶性寺学園けいしょう幼稚園園長)に話を聞いた。
同協会は子どもたちだけではなく、保護者に向けた勉強会などにも力を入れてきた。小林会長は「こうしたことを踏襲し、全体の教育力が上がるように活動を続けていきたい」と話した。また子どもたちにとって初めての教育の場となる幼稚園は、保育という要素を持ちながらより学ぶ場として、小学校とも連携をさらに強めていきたいと考えている。
コロナ禍にある中、各園は分散登園などのいろいろな工夫をしながら、それぞれの地区、規定によって、また園児の状況を考え、一番ベストなものを提供している状況。しかし「例年通りのことができず、子どもたちに体験してほしい季節の行事を行えないことが心残り。どう取り戻すか模索している」と苦心する。
協会の良いところが互いに情報を共有し合える関係があることだという。良い部分は見習い、参考にしながら自分たちの園に取り入れている。「園同士の風通しの良さは、歴代の会長たちが築いたものでしょう」
幼稚園選びについては「建学の精神をはじめ、それぞれの園に良さや特徴があり、特色ある保育を行っているので、良い意味で選択肢が多くあります」と語る。
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