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公開日:2026.08.27
伝統技術「メカイ」知って 市内保存会 周知に来月催し
町田市などの南多摩地域で江戸時代から受け継がれてきた伝統技術「メカイ」を受け継いでいくため、市内の保存会などが周知活動に力を入れている。来月には八王子や多摩両市の団体と組んでメカイについて知ることのできるイベントを初開催するという。
竹細工
メカイは篠竹の表皮を薄く剥いだ「ヘネ」を編み上げて作る竹細工のことで、編み目の隙間が正六角形(亀甲形)に並ぶのが特徴。製作には背に角のついた専用の「メカイ包丁」を用いる点も特徴で、都民の生活文化の特色を示す民俗技術として評価されている。
古くからメカイが作られていた町田を始め、八王子、多摩両市などの南多摩地域ではこの技術を保存・継承していくことを目的とした保存会がそれぞれ活動しており、昨秋には3市の保存団体が集う会議を開催。今回のイベント開催に至ったという。
小野路公会堂を拠点に活動する小野路のめかい篠・竹細工伝統技能保存会の立川英治さんは「長年メカイの研究にあたってきた多摩市・恵泉女学園大学の篠田真理子教授の呼びかけで話が進んでいった。イベントの当日は多くの方が集まってくれれば」と笑顔をみせる。
背景に危機感
イベント開催の背景にあるのが、危機感だ。小野路のメカイ保存会は16年の発足後、一時は会員が10数人まで減り、民俗技術の伝承が途絶える危機に陥ったことがあるのだという。
その際は町田市の協力を得て、市のSNSで活動を定期的に紹介してもらったところ、活動日の見学・体験申し込みが大幅に増加。「それらのおかげもあり、現在は32人まで会員が増えた。周知の必要性を実感した」と立川さん。そのため現在は自分たちのSNS発信に加え、マルシェなどのイベントへの参加も検討しているという。
立川さんは「若い世代や地域外の人にもメカイの魅力を伝えていきたい」と意気込んでいる。
9月13日に
初めて開かれるイベントは「メカイ・サミット」の名称で9月13日(日)に多摩市にある多摩中央公園内のグリーンライブセンターで開かれる。
メカイの歴史や各団体の活動が紹介され、時間は午前10時から午後4時。正午からは小学4年生以上が参加できるメカイの体験会(参加費300円。先着順、数に限りあり)が行われるという。イベントに関する問い合わせは多摩市グリーンボランティア連絡会【電話】042・375・8716まで。
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