戻る

町田 トップニュース社会

公開日:2026.08.27

ひきこもり支援に「常設の場」 有志団体 27年度までに

  • 取組みついて説明する辻岡さん

    取組みついて説明する辻岡さん

 町田市内でひきこもる若者やその家族が気兼ねなく集える常設の居場所確保を目指した取り組みが進められている。関連するNPO法人などに所属するメンバーらで構成される有志団体があたっているもので、他者と関わる機会を生み、孤立化の防止、社会に出るきっかけなどにつなげたい考えという。

2年前から

 取り組みを進めるのは、有志団体である「ひきこもる若者の居場所を考える会」(以下、考える会)。メンバーそれぞれがひきこもり支援にあたってきたなか、社会に出るためや孤立化を防ぐには他者と関わることもある居場所づくりが必要という思いで合意し、その目標を目指すため、考える会を2024年9月に発足。話し合いを重ねながら、40歳未満の当事者やその家族に対し、利用しやすい居場所に関するアンケート調査などを実施してきたという。

 考える会の調査報告書によると、市内のひきこもり状態の人は推定約5500人で、考える会の代表を務める辻岡秀夫さん=中面/人物風土記で紹介=は「居場所は常設の場所をつくりたいと考えている」とコメント。「『ここなら安心できる』という場をつくりたい。同じ境遇の人が集まることで悩んでいるのは自分だけではないということも知ってもらえれば」と話す。

資金確保など課題

 考える会が当事者やその家族に行ったアンケート調査では、常設の居場所に求めるものとして、「自分のペースで通える」ということや、「無料」「交通アクセスがいい」といった回答が得られたといい、「それらを参考に場所探しから取り組んでいきたい」と辻岡さん。そしてもう1つの課題が運営資金の確保。行政への働きかけを始め、地域の企業とも連携していきたいという。

 辻岡さんは27年度内に常設の居場所をつくりたいといい、ひきこもり状態にある若者に向けて「今の自分のままでいいんだ、と思えると人生は変わると思う。よかったら一度お話しましょう」と呼びかけ。そんな子どもを見守る保護者に対しては「第三者に話すことで状況が動き出すこともある。問い合わせいただければ」と話している。

 考える会への問い合わせは考える会事務局(NPO法人ゆどうふ内)【電話】042・814・6675まで。

町田 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

町田 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

町田 トップニュースの新着記事

町田 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS