鶴間在住の映像作家、ほしのあきらさん=中面/人物風土記で紹介=が先ごろ、映像に関する著書「映像技術解体」を出版した。専門書にない映画撮影の技術などを載せた1975年に発行した著書に続くもので、今回はこれまで構築されてきた映像技術の「解体」を記したという。
ほしのさんは「映像はもっとシンプルに。何ができるのかをもう一度、探してみた方が良いと考えている。シンプルこの上ない、余白と無駄でいっぱいの作品を求めている」としている。
ほしのさんに今回の出版を勧めた会社の代表である中村雄太さんによると、ほしのさんが75年に出した書籍「フィルムメイキング」は自由な発想で映像を撮ることに触れた内容で、専門書しかなかった当時、予想を超える反響があったという。
中村さんは「その本は映画を撮る人たちのバイブル的なものの1つになっている。ほしのさんは私の大学時代の恩師。多くを学んできた。今回の本も多くの方に読んでもらいたい」と話している。この「映像技術解体」は中村さんの会社「keysjapan」のホームページ(https://keysjapan.studio.site/)から購入することができる。
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