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町田版 公開:2025年1月1日 エリアトップへ

「ゼルビア批判」 躍動の反動 創設メンバー「それ以上に応援増」

スポーツ

公開:2025年1月1日

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アウェイで行われた最終戦に集まったゼルビアサポーター(©FCMZ)
アウェイで行われた最終戦に集まったゼルビアサポーター(©FCMZ)

 サッカーJ1リーグで昨年旋風を巻き起こした町田を拠点とするFC町田ゼルビア。活躍により地域を盛り上げた一方で、他チームと比べて、「批判」を受けることも少なくなかったようだ。チームは昨シーズン、誹謗中傷に関する情報提供の窓口を設置するなど、対策を進めた。

 ゼルビアに対して、批判が強まるようになったのは連勝を重ね、上位に名を連ね始めた夏前ごろから。戦術として採用しているロングスローに対してや、「プレーが荒い」などの声がSNSなどにあがるようになった。

 ゼルビアは選手やスタッフに対して誹謗中傷があるとして、昨年10月にそれらの情報提供を求める窓口を設置。チームを運営する株式会社ゼルビアの藤田晋・代表取締役社長兼CEOは「昨年来、クラブの好調な成績と比例するように誹謗中傷を浴びている。今後、継続的に断固たる姿勢で誹謗中傷に対処していく」とし、SNSによるものに対して刑事訴訟をしたと発表した。

 ゼルビアの元選手でチームの広報経験をもつ、東京都議会議員の星大輔さんは「初のJ1での躍動に対して嫉妬のようなものもあったと思う。プロとして勝てない時などの批判は致し方ないところがあるが、表現の仕方など、度を超えていたようだ」と話す。

「一部によるもの」

 一方、ゼルビアの創設に携わった守屋実さんはゼルビアへの批判が増えたことに対して、「あくまで一部の人からのもの。今シーズンはそれ以上に応援してくれる人が増えた。J2時代の勝てない時は『また負けたのか』とサポーターが離れていったが、今は胸をはって観戦できるのではないか」と指摘する。

 そして、2月に開幕する今シーズンに向けては、「相手も研究してくる。新しいものを加え、勝ち続けてもらいたい。創設時、ゼルビアを通じて町田を応援される街にしたいと考えた。そのようになっていってほしいと考えている」と話している。

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