町田中心市街地で行われる催し「フェスタまちだ」の実行委員長を務める 信田 昇利さん 成瀬在住 69歳
少しでもプラスにしたい
○…沖縄の伝統芸能エイサーの舞いを楽しめる催しとして定着し、今回で39回目。5月10・11日に行われる今回はこれまでよりも会場を広げ、例年以上に多くの人に楽しんでもらいたいと考えている。2回目の実行委員長。前回よりも余裕がある分、視野広く会場を見まわしていくつもりだ。「町田の数ある代表的な催しのなかで1年の最初に行われるもの。成功させ次につなげたい」
○…催しを主催する商店会や大型店で構成される団体、町田市中央地区商業振興対策協議会の幹事長に昨年就いた。以来、団体の課題解決に向け動きまわっている。加盟店近くでの客引きに対しては行政などと共に改善に向けた取り組みを進め、いかに活気を生んでいくのか中対協メンバーらと膝を突き合わせる日々だ。人材不足も直面するが、「商店会の統合などが必要と思う」
○…褐色の肌、屈強な体格--。何物にも恐れない雰囲気があるが、実は人見知り。初対面の人とはうまく話すことができず、会の幹事長として街の有力者らと話すのは「得意でない」と苦笑いする。ただ、一度気心が知れると憎まれ口をたたき合う関係になるのはすぐ。ゴルフコンペを主催し、毎日のように仲間と晩酌を囲む。この街のために力を尽くしたいと思う時でもある。
○…現在は町田駅前を拠点に不動産管理にあたるが、50代半ばまでは大手スーパーで店長を務めていた。モットーの「やるからには少しでもプラスにしたい」という考えはその時に身についたもの。常により良くするための努力をしていた思い出が残る。身につけた商売人の視点を生かすのは今回のイベント、そして会の活性化。「リーダーは自ら動かないといけない。それも店長時代に学んだことです」
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