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町田 人物風土記

公開日:2026.05.21

開発した子どもの認知機能を見える化する商品が都から評価された 五藤 博義さん つくし野在住 72歳

  • 五藤 博義さん (写真1)

能力伸ばせる環境を

 ○…つくし野を拠点に子どもたちの成長につながる商品開発にあたり20年が過ぎた。今回評価を受けたのはタブレットなどから簡単なゲームに取り組むと子どもの認知機能を図ることができ、一人ひとりの特性に合わせた育成方法の参考にできるもの。支援が必要な子どもたちが通う学校などで活用され、「子どもたちの能力を最大限に伸ばしたいという思いでした」と振り返る。

 ○…商品開発の背景にあるのは高校時代の記憶。聞いて覚える授業や暗記が苦手で成績が落ち込むなか、数学や物理においてイメージでとらえて答えを導く勉強法に変えたところ成績は向上。東京大学の合格につながった。「自分で勉強することが許された環境にあったからこそのこと。商品開発を通じて、子どもたちがそれぞれの能力を伸ばせる環境をつくりたいと考えています」。自分のように、と願う気持ちが力となってきた。

 ○…興味をもつと突きつめたくなる。文学作品などを読みふけった子どもの頃。知的好奇心を揺さぶられれば、百科事典も読み込んだ。今の仕事にたどり着いたのは人に興味をもったのが始まり。大学では教育に関わることについて学び、「なぜ」を繰り返すうちに生涯の仕事となっていた。物事を突きつめていける力は自分ならではの強みと考えている。

 ○…大人の認知機能の改善につながる取り組みにも関わる。関西の企業と組み、認知症予防の製品づくりに協力するなどし、それらの研究から得た知識をより多くの人たちに活用してもらいたいと願っている。「それによってみなが力を高められるようになれば。社会がより良くなることにつながると思うんです」。高齢者と呼ばれる年となった。ただ当面引退を考える暇はなさそうだ。

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