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八王子経営者対象 ＤＸはここから 団体発足 ９月３日に説明会
東京高専谷合俊一校長（左）と萩生田代議士
急速に変化するＤＸ時代に不安をいだく経営者も多いはず。「八王子を企業の力でデジタル先進都市に」と、土台となる幼少期からのデジタル教育で未来の人材育成を支援するとともに、各企業のＤＸ課題をテーマに具体的な社会実装が議論できる場の創出などを目的とした団体が誕生する。９月３日（日）に市内で趣旨説明会を開催、地元企業経営者に参加を促す。発起人は「なぜこの取り組みが必要か？ ＤＸ課題や人材採用、助成金なども話します。まずは参加し聞いていただきたい」と呼びかける。
人材採用、助成の話も参加は無料
この「一般社団法人八王子Ｕ16デジタル教育支援協議会」の趣旨説明＆発足会は、明神町の東京たま未来メッセを会場に「日曜日の午後５時」から開催される。来賓の自民党政調会長の萩生田光一衆議院議員をはじめ、文科省等からの専門家らがＤＸやプログラミング教育についての考えを披露する。
そのテーマは「Ｕ16プログラミングコンテストと優秀な人材育成や採用について」「ＤＸ化に伴う助成金制度など」「各業界のＡＩ、ＤＸ化の流れやその影響及び、この会の運営方針」など。いずれも企業経営者の関心が高い話題といえる。
この会への参加は無料。希望者は同団体のホームページ、あるいは【メール】u16info@hacom.jpから申し込みを。問い合わせは事務局【電話】０４２・６４９・３４８１。
｢デジタル好き｣育てる年会費３万円
協議会へ入会希望の場合、年会費は３万円。活動は、前述の各企業のＤＸ課題の議論や研修会開催、東京高専（国立東京工業高等専門学校・椚田町）や市内工学系大学等と未来のＤＸ課題について産学共同で議論する場を持つことなど。業界ごとのＤＸ課題の研究や人材採用、助成金制度などを学んでゆく。発起人である小星重治さんと神戸涼次さん（東京八王子ロータリークラブ）は「デジタル好きな子どもたちをＤＸの土台とし、未来の八王子市をデジタル先進都市に企業の力で育てよう」と呼びかける。
未来社会は今より急速に変化する。これからの企業に必要なのは、デジタル人材。小中高で必修となったプログラミングは、論理的思考や創造性、問題解決能力等の育成に不可欠だ・各地域でさまざまな専門の教室もできたが、「デジタル好き」の子どもたちは、学校教育以上に力を付け発表の場を求めている。
Ｕ16プロコンとは
そうした背景から「切磋琢磨できるデジタル甲子園大会が必要」と、２０２１年秋に八王子ロータリークラブがスポンサーとなり「Ｕ16プログラミングコンテスト」が始まった。小中学生がプログラミングの技術を競うもので、今年秋には３回目が開催される＝画像。今回から「全国一の大会」へ発展させるため組織を広く一般へ拡大することに。その受け皿となるのが、今回発足する同協議会。協議会はこの大会が「デジタル甲子園」になるよう継続的に支援していくという。
11月に開催される第３回プロコンのポスター
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