県政報告 「将来の夢」を持ち続けるまちへ 神奈川県議会議員 佐藤けいすけ
皆様には、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年４月から、神奈川県議会議員としての一歩を踏み出しました。新年を迎え、決意を新たに、地域と県が連携したまちづくりに全力で取り組みます。
はじまりの２０１９年
２０１９年は、元号が平成から令和へ変わった記念すべき年でもあり、私にとっても新たな人生の幕開けとなった年でした。振り返ってみると、任期が開始したその日に、新会派である「かながわ県民・民主フォーラム」に所属しました。
その後、環境農政常任委員会に所属し、愛川町・清川村には欠かすことのできない、農業、林業、畜産、鳥獣害等の課題に対応するため詳細な審査を行いました。昨年は台風の風水害の影響も非常に大きく、現地を調査し、所属委員会で多くの質疑をしました。
９月の一般質問は、地域の声を聞きながら町村の細かな課題と広域な県政課題の両方に関して県の姿勢を質す大切な機会でした。その際、各団体や県央、県西部の市町村に出向き予算ヒアリングを実施する中で、当事者の声を聞いたことが非常に役に立ちました。他にも、県政課題に対して他地域の取り組みを視察するなどの調査も積極的に行っています。
このように活動は多岐に渡りますが、これまで実施してきた清掃やイベント開催などの地域活動も続けています。
２０２０年への希望
愛甲郡は、人口減少と高齢化により、地域づくりの担い手不足に直面していますが、こうした課題に対し、町外・村外の方が、地域と継続的なつながりを持つきっかけを創造し、「関係人口」を増やしていくことが今後もっと重要になると思います。新東名高速道路の開通によるアクセスの向上や、リニア中央新幹線車両基地への回送線の旅客線化が実現すれば、愛川町・清川村は首都圏から最も近い山間地域として魅力がさらに高まることから、新たな観光資源を創出するチャンスであると考えます。
また、県の重点施策であるＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）や、未病改善への取り組みも注目しています。気候変動の影響による様々な事象が起きる昨今、どのようにして住民が自然と寄り添って、持続可能な形で暮らしていけるかを考え、心も身体も健康に、そして地域コミュニティを持ちながら生活できる健康タウンの実現を目指して日々取り組んでまいります。こうした活動を進めていくためには、地域の皆様がまちづくりに参加していただくことが重要です。その一歩としてまずは言葉を出してみることです。
私は県議会議員としてどんなサポートができるのかを常に念頭におき、地域の声を大切にしていきたいと考えています。積極的に情報を発信するとともに、皆様が自然体で意見を言えるような場を作れるよう心がけていきます。
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