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厚木市長選挙 山口氏が立候補表明 県央姉妹都市構想を提言

政治

公開:2022年12月2日

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記者会見する山口氏
記者会見する山口氏

 神奈川県議会議員の山口貴裕氏(49)が11月28日、厚木市役所で記者会見を開き、任期満了に伴う厚木市長選挙(2023年2月5日告示、同12日投開票)に無所属での立候補を表明した。同選挙での出馬表明は佐藤知一氏に続いて2人目。   (11月29日起稿)

 山口氏は2007年から厚木市議会議員を務め、2011年の神奈川県議会議員選挙で初当選。現在3期目で、県議会では環境農政常任委員会、次世代育成・デジタル戦略推進特別委員会、予算委員会に所属。自民党会派で活動している。厚木市長選挙への立候補は初めて。

 会見で山口氏は、立候補を決断した理由について「責任世代として、新たな厚木を作る世代交代」をあげ、支援者からの声を受け意向を固めた。当面は辞職せず県議を続けるという。

 現在の小林市政については「おおむね成果を出していただいているが、厚木の魅力のポテンシャルを発揮していく部分が足りなかった」とし、インフラや自然、温泉など豊富な観光資源の活用をはじめ、厚木市・伊勢原市・愛川町・清川村が連携する「県央姉妹都市構想」を政策の基本とし、共通課題の解決に取り組むという。

 また、本厚木駅北口再開発や、高速道路網を活用した研究機関誘致の推進、県議として実績を残してきた子育て世代や高齢者への支援などにも意欲をみせた。

 山口氏は山口巌雄前市長の長男で1973年厚木生まれ。桐蔭横浜大卒。温水在住。

 厚木市の2022年11月1日現在の有権者数は男性95429人・女性89680人の合計18万5109人。

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