田浦町出身でプロ野球独立リーグの滋賀ユナイテッドベースボールクラブに所属し、セ・パ両リーグ有する日本プロ野球機構（ＮＰＢ）への進出を目指す大高歩選手（22）＝写真＝が２月から新天地・香川オリーブガイナーズへ移籍することが決まった。入団前の実技試験「トライアウト」を経ての１位指名。
関東学院六浦で小学校から高校までを過ごした大高選手。小学３年生の時に少年野球チーム入団を機に、中高では野球部に所属。推薦で函館大学へ進学するも、経済的な事情から半年ほどで中退。実家の田浦から通える鶴見大学へ再入学するが、高校進学を控えた弟のことを思い、大学卒業を待たずに２年生の時にプロへの進路を決めた。
身長１８２cmのサウスポーで、最速１４４キロの直球が武器。昨シーズンは「思ったように活躍ができず、チームに貢献ができなかった」と振り返り、悔しさをにじませる。
今月12日に若松町で開かれた、関東学院中高野球部ＯＢによる激励会で、「この先を見捉えると年齢的にも体力的にも勝負の年。応援してくれる人のためにもまずはリーグ内で１番のピッチャーになり、何としてでもＮＰＢから指名を受け、地元へ良い報告ができるよう頑張る」と意気込みを語った。
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