金髪のショートヘアに、口と耳のピアス―。いわゆる「ビジュアル系」の見た目が特徴的なアーティスト・忍崎りあさん(小矢部在住)。渋谷や秋葉原など都内をメインにライブを行っている。活動開始から約3年。活躍の場は少しずつ増えており、人気アプリゲームのキャラクターの実写役に抜擢され、フィリピンで3千人を前にライブを行ったほか、4月にはシングルCDデビューを果たすなど、手ごたえを掴み始めている。
音楽の道を志すきっかけは3歳の時。親に連れられ、未成年でも入ることができるクラブへ。そこで、楽曲を組み合わせて観客を楽しませるDJという存在を初めて知り強い憧れを抱いた。
小学5年生の時、原宿を歩いていた所をスカウトされた。「ライブに出られる」と聞き「DJとして活躍するためのヒントになるかも」と一歩を踏み出した。
「自分の性別がわからない」―幼少期から、戦隊ヒーローに没頭するなど男の子と趣味が重なることが多く、現在も自分の性別がわからないでいる。それでも「ジェンダーレスな雰囲気が私の持ち味」。ファンから支持を得ている魅力の一つになっている。
学校へは行っておらず、NPO法人湘南国際(小川町)が運営するフリースクールに通っている。
現在はアーティスト活動が中心だが、DJとしてイベントに呼ばれることも増えた。「ゆくゆくはDJ一本で食べていきたい。大きな音楽フェスに出るのが目標」。歌はそのためのステップと捉えている。「経験や人脈が自分のやりたいことへの糧になる」と前を向く。
|
<PR>
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|