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でこぼこ道の子育て記 21.次男の存在が「張り合い」に一般社団法人sukasuka-ippo代表理事 五本木愛

掲載号:2021年1月15日号

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―現在の連載は10年ほど前、子どもたちがまだ小さい頃、介護をしていたときの経験を書いたものです―

 介護生活をしながらの妊婦期間はあっと言う間。無事、母子共に健康で出産を迎えることができました。退院の日。義父のことが気にかかり、実家には寄らず真っ直ぐ帰宅。同時に、出産前より遥かにハードな育児&介護生活がスタートしたのです。

 長男長女の子育てと義父の介護―というこれまでと変わらない生活の中に、新生児のお世話が加わったことで、最初は要領が上手く掴めず、いっぱいいっぱい。当然ですが赤ちゃんと義父の生活サイクルは異なり、同時に進めていくのは想像以上に大変でした。毎日寝不足で、母乳も断念。イライラしたり気分が落ち込んだりで、「両立するのは無謀だった」と、自分を責めてしまうこともありました。

 ただ、唯一良かったと思えたのは、義父が何より次男を可愛がってくれたこと。夫たちの幼少期、仕事が忙しく一緒に過ごす時間が少なかった義父にとって、赤ちゃんのうちから間近で毎日の成長を見るのは初めて。私がミルクをあげてオムツを替え、一段落する間も無く家事を始めようとすれば、直ぐに部屋から出てきて抱っこ。最初は不安もありましたが、可愛がってくれていることが何より嬉しく、「義父に任せるのも必要なんだ」と思うようになりました。次男と触れあい、そして些細なことでも役割があるということが、とても嬉しかったんだと思います。次男の存在が、義父の病気の進行を妨げる一番の特効薬だった―と今でもそう思うのです。   -次回に続く
 

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