新型コロナに感染したらどうなるのか──。症状、隔離入院中の生活、医療現場の様子、家族との関係などをまとめた電子書籍『新型コロナウイルス感染記』=写真=を横須賀市内在住の会社員、佐竹敦さん(46)が上梓した。陽性反応が出てから退院までの一部始終を実体験としてつまびらかにしている。
佐竹さんは、今年2月月13日に体調の悪化を感じ、翌日に新港町の救急医療センターで抗原検査を受けたところ陽性反応が出た。感染経路に心当たりはなく、当初はコロナ特有の症状である味覚や嗅覚の異常、呼吸の苦しさ、発熱もないため、「診断に現実味が湧かなかった」と振り返る。ただ糖尿病の基礎疾患があり、高齢の実母と同居していることから、湘南鎌倉総合病院の隔離病棟に入院することになった。
本は、10日間の隔離入院生活をレポート形式でまとめている。命の危機を感じるまでの症状悪化はなかったが、ニュースで発せられる感染者数や自宅療養者の死亡報道などに恐怖を感じたこともあったという。
「感染した場合の備えの1冊に」と佐竹さん。電子書籍専門のアドレナライズ社から出版(【URL】http://adrenalize.co.jp/)。定価495円。
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