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横須賀版 公開:2022年9月23日 エリアトップへ

ポートマーケット 新事業者の運営で再出発 地場産品の販売拠点

経済

公開:2022年9月23日

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船の旗をイメージしたロゴマークに一新。建物もツートンカラーに
船の旗をイメージしたロゴマークに一新。建物もツートンカラーに

 横須賀・三浦半島の「食」をテーマにした観光と物販の拠点施設「いちご よこすかポートマーケット」が10月28日(金)、リニューアルオープンする。場所は国の機関を集約した横須賀地方合同庁舎などがある新港町の一角。同施設は2013年に開業し、19年に業績不振を理由に閉店していたが、新しい事業者に卸売市場などの運営実績がある「いちご株式会社」(本社=東京都)を迎えて再開する。

10月28日にリオープン

 新運営事業者のいちごは、「三浦半島フードエクスペリエンス」をコンセプトに掲げ、地場の食材を扱う物販と飲食のテナント店を誘致。旧施設では建物の半分しか使用していなかったが、中央にあった仕切りを取り払い、面積を2倍に拡張することで12だった店舗区画を21に増やした。都内の人気店も迎え入れ、海を臨める客席を約270席設けた。

 「豊富な食材を手に取って、調理する楽しみに触れることができるワークショップや食育教室なども開いていく」と同社の責任者。これにより50万人前後で推移していた年間来場者数を100万人に倍増させ、「食の発信基地」としての地位確立をめざす。

 ターゲットは、市内を訪れる観光客と地元客の両方だ。横須賀市が推し進める「ルートミュージアム構想」の導線上に位置することから、観光バスの誘致にも力をいれ、年間7千台を受け入れる計画も打ち出している。ステージに転用できるテラス席を利用して、音楽ライブやイベントも行っていくという。

 施設のある土地は横須賀市、建物は市の外郭団体である一般財団法人シティサポートよこすかが所有。前施設では、同法人が運営を手掛けていたが、ノウハウ不足が経営の悪化を招いたとして、今回はいちご社にその部分を担ってもらう。同社はサッカー・Jリーグの「トップパートナー」を務めており、マリノスとも近い関係であることから連携も視野に入れている。

 上地克明市長は、音楽やスポーツ、エンタメの施策との連動を図り、観光集客の拠点にしていく考えを示している。

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